ホンダ・CR-V(初代)
パジェロがナウかったRVブームというのがあってだな、今では信じられないだろうが。で、親父殿もRVづいたのだがアスコットでホンダが気に入って次はこれ。無塗装バンパの初期型なのでシングルグレード。ついにCD-ROMナビゲーションがついた。初めてのコラムシフトだがゲートが曖昧でNとD4とD3の切替は熟練を要した。
オデッセイに始まりステップワゴンやS-MXにつづくホンダのクリエイティブ・ムーバー一族。RVブームに乗り遅れたままCR-Xやらなんやら極端に車高の低い、カートのようなクルマばっかり作っていたホンダが、突然ぶち切れたがごとく連発した今までにないRV群。オデッセイはCEアコードベースで他はEGシビックベースという違いはあれど、どれもびっくりするほどルーミーで、視界が広く、室内が明るく、内装は豪華ではないがシンプル&クリーンで、使いやすく、実に気分のいいクルマたちだった。たしかに新しい価値観をクリエイトしたと言えるのではないかな。残念なことに1代限りのS-MXをのぞいて2代目はどれもキープコンセプト、3代目でテーマが崩壊してぐちゃぐちゃになっている(まあ、見た目で損している部分が大きいが)のだが、初代はハードウェア的には急造のやっつけ仕事といえそうなのに専用プラットフォームをおごった後継者たちよりずっと乗って楽しいクルマだった。
CR-Vもお気楽シティ・クロカンだのデュアルポンプなんちゃって4WDなんだのとハードウェア的には評価が低く、アンダーの強いハンドリングも評論家の言うドライビング・プレジャーに欠ける。だが、シビック譲りの何とも言えない軽快感、それに広い室内と高いアイポイントが組み合わさると、なんだかとっても楽しい気分にさせられたものだ。たしかに4WDはなんちゃってだが、最低地上高があるから大概の悪路はどうということはない。マッドボギンやヒルクライムやるスキモンではないのだからこれで充分。
シビックのB16をベースに4連スリーブにして無理矢理ボアアップしたB20BDOHCエンジンも色気はないがあらゆる意味で軽く、CR-Vの楽しさを引き立てていた。そういえばZC搭載ワンダーシビックSi以来、DOHC PGM-FiなのにSiを名乗らなかったのはNSX以外ではB20B搭載車くらいなのでは??VTECだろうがなんだろうが、実用型エンジンにはやたらSOHC16VALVEにこだわるホンダにとって異色のDOHCであった。
ライバルの初代RAV4とはFFベースとFRベースの違いはあるものの、軽さを味に昇華させた点でよく似ていたといえる。後継者が初代を超えることがなかったのも共通といえそうだが。
HONDA NAVIGATION SYSTEM搭載。CD-ROMの憎いヤツ。この頃のナビは実用性より雰囲気だな。
月曜日, 6月 09, 2008
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