火曜日, 5月 03, 2011

私を通り過ぎた愛車たち その12

日産・テラノ R50 VG33E + 4AT All-mode 4X4
muに代わる姉貴カー。「鉄チンバンパの四角っぽいクルマでサーフじゃないやつ」という選択基準は父親のアンチメジャーの血を色濃く受け継いでいるのだろう。muの4JB1ディーゼルターボの冬期の寝起きの悪さと遅さに辟易していたらしく今度は(当時のクロカンとしては少数派な)ガソリンV6に。
トラック然としたmuと比べるとずいぶんと乗用車っぽくなって、三角窓もないし前輪フリーハブもオートだ。インパネも普通の日産車だ。ひとり2WD-4WH-4WLのトランスファーレバーがクロカンを主張していた。走るとずおおおおーとV6がざらついたのんきな音を立てる。フレームの重さとタイヤの太さを感じさせる、船のような慣性を感じさせる出足。加速時スクオットするのも船のようだ。リアサスはmuのリーフからコイルになって動きが良くなった。でも「鉄板の塊」感を感じる走り。
かなり殺風景なクルマではあるが、反面飽きも来ないし少数派だったガソリンEgのおかげでNOxも気にしなくて良い。しかしハンドリングがフレーム付きSUVとしてはなかなか良いことをいいことに、自分が乗って振り回して遊んでいたら飛び出してきたサニーを避け損なって田んぼに落ちかかった。路外転落→前転は避けられたがATを道路のエッジに強打した。そのまま8年ほど乗っていたが、ATの古傷からフルードの漏れや異音が出るようになり、修理も可能だったがそれを機会に乗り換えることに。姉貴ごめん。

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